KARESANSUI · 夕暮れの砂紋

夕暮れの枯山水

日が沈みかけた枯山水。砂面は一枚の平板で、砂紋はすべて計算です。各点で最寄りの苔の縁までの距離を測り、その余弦で石を囲む同心の波紋を作り、五本分外へ出たところで横一文字の直線に溶かします。二つの石組の波紋が出会うところには、ひとりでに尖った継ぎ目が生まれます。この高さ場を法線マップに焼き込み、右から低く差す夕日がそれをかすめると、溝の陰陽が一本ずつ浮かび、石の影は左へ長く伸びます。塀際の楓は紅から金へ。葉は樹冠から舞い落ち、砂の上でしばらく休んでまた戻ります。石灯籠の火と軒下の障子が夕闇に暖かく灯ります。砂紋も石の形も樹冠も一枚ごとの軌跡もブラウザでの計算で、モデルもテクスチャも読み込みません。

外部素材
0
三角形
≈ 13k
楓の葉
174
プリセット視点
3

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砂紋に三角形は使わない

砂紋の溝は深さ五センチ、幅は歯の半分。頂点で押し上げると砂面は八万枚以上の三角形が要ります。ここでは同じ高さ場を法線マップに焼いて平板に貼り、異方性フィルタを最大にしています。低い角度から見ても筋ははっきりし、形状は三角形二枚だけです。

波紋が五重で止まる理由

同心の波紋はちょうど歯五本分だけ外へ広がり、最外周が山の位置に来てから直線に溶けます。半歩ずれると継ぎ目で溝が半分途切れ、熊手が滑ったように見えます。

止まれます

「動きを減らす」設定のときは、落ち葉は宙で止まり、灯は揺れず、雲も止まります。残るのはドラッグとズームができる静かな庭です。